イギリス U


ロンドン塔  タワーブリッジ

  三日目は地下鉄とバスを使ってロンドン見学をしました。一週間使えるオイスターカードを購入してあったので、フル活用しました。ロンドンでは地下鉄の料金が非常に高かった。一日券も有りましたが、それは朝9時半以降しか使えません。いちいち切符を買うのも面倒なのでカードを買いましたが、本当に便利でした。

コートールド美術館  サマセットハウス

  朝8時頃にホテルを出発して、ロンドン塔へと向かいました。ロンドン塔もロンドンブリッジも外観だけ見て、一度テンプル駅まで戻って、サマセットハウスへ向かいました。ここのコートールド教会美術館を見学するためです。数は少ないけれど、印象派の名画が見られるからです。ルノワールの「桟敷席」や、マネの「フォリー=ベルジェールのバー」、セザンヌの「サントビクトワール山」、ゴッホの「アルルのラ・クロー:花咲く桃の木」、「耳に包帯をしたゴッホ」などの油彩画や、レンブラントやピカソ、ダ・ビンチのデッサン画などがあって、見応えがありました。上の写真はコートールド美術館の入っている建物とサマセットハウスの一画の前にある噴水です。

ロンドンチューブ  大英博物館

  その後セントポール大聖堂を内部見学して、バスでハロッズへと向かいました。有名なお店だし、友人が買い物をするのに付き合いました。その後大英博物館を見学しました。ここは見学しようと思えば、時間が幾らあっても足りません。簡単にエジプト、アッシリア、ギリシャだけにしました。 上の写真は小さめの地下鉄と大英博物館の正面です。たくさんの人が階段上で寛いでいました。ホテルへ戻る前にパブを経験しました。入り口に男性ばかりいる店は入れないし、何軒か覗いてみてやっと入りました。

  飲み物は現金払いでその場で買えますが、食事はお金を払ってテーブルナンバーを貰います。出来上がったら、ナンバー目指して持ってきてくれます。フィッシュ&チップスにトライしました。美味しかったけれど、フィッシュもチップスも揚げ物なので、チョット耐えられなかった。中身の鱈はとっても美味しかったので、半分ほどは中身だけ食べました。お店によって味に差があるそうで、美味しい店に当たりました。

ソールズベリー大聖堂  大聖堂内部

  4日目はストーンヘンジを訪ねるバスツアーに出かけました。前日にビクトリア駅への行き方は予習できていたので、ホテルで朝食をさっと済ませて出かけました。色々なツアーのかなでソールズベリーへ行くのを選びました。運転手さんも車掌さんも女性でした。日本語ガイドはイヤーフォーンで聞くことになりました。ソールズベリー大聖堂のマグナカルタが保存されているチャプターハウスは、写真撮影が禁止されています。壁面には旧約聖書を題材にした彫刻が施されています。マグナカルタは現存する4冊の中で一番保存状態の良いものだそうです。昔、サインを強要されたと習いましたが、現実には印章が押されていました。ジョン王は文盲だったからだそうです。

ストーンヘンジ  ソールズベリーの水辺

  ソールズベリーの町は、エイヴォン川が流れていて水辺が素敵でした。エイヴォン川は各地に有るそうです。ストーンヘンジの遺跡は現在では、縄の外周しか歩くことが出来ません。日本語のイヤーフォーンを借りて、番号札に沿って聞きながら歩きました。ヒールストーンが望める場所から写真を撮りましたが、上手く写りませんでした。今は吹きさらしの野原ですが、古代にはかなりの文明が栄えていたのです。もっと時間を取ってエイベリーのストーンサークルも見てみたかった。上の写真はストーンサークルとストーンヘンジの町の水辺です。

バースの町  バースの町

  この後バースへ向かいました。ローマ時代に温泉の町として栄え、長い間見向きもされなかった温泉地です。でも、18世紀には貴族の社交場となったので、バースストーンと呼ばれる、蜂蜜色の石で出来た多くの建物が良い景観を維持しています。摂氏46.5度の温泉が、現在でも毎日100万リットル以上湧き出ているとはすごいですね。私たちが見学したのは、ローマ浴場博物館です。日本語の音声ガイドを適当に聞きながら廻りました。ローマ時代の発掘されたものが色々と飾られていました。上の写真はバースの町を遠くから見たものと、バース・アベィです。

バース浴場  イースターエッグ

  本来ならバスはパルトニー橋を渡るはずなのに、通ることが出来ませんでした。ザ・サーカスと言う広場の周りを通りました。バースの温泉を再発見するのに役に立ったという、ドングリの実が建物の軒先に飾られている建物を見ることが出来て良かったです。バースの町はぐるりと丘に取り巻かれているので、遠景望んでも緑に包まれているようで綺麗でした。上の写真はばーすよくとイースターエッグを売っているコンビにの写真です。

(2007.5.18  掲載)  (イギリス Vへ)




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