柳生の里


  どんなお天気でも花菖蒲を見るのだから出かけようと約束していました。そんな約束はあまりしないほうが良いですね。当日は、朝から雨がポツリポツリと、降っていました。お弁当を持っているとどんな状態になってもいいので、奈良で柿の葉寿司を買いました。折角奈良へ行ったのだから、柿の葉寿司を食べたいと思いました。バス停へ行くと、結構たくさんの人が並んでいました。50分ぐらい乗るから、混んでいるのは嫌だなと思いました。すると、臨時バスを出してくれたので、座っていくことが出来ました。

  出かけるときは、円成寺から歩いてもよいと思っていたけれど、お天気の具合で止めました。バスを降りたときは上がっていた雨が、菖蒲園に入ると強く降りだしました。仕方が無いので、少し雨宿りしました。歩いていたら大変だったことでしょう。その間にお弁当を頂きました。持っていてよかったと思いました。しばらくすると、少しは雨が小降りになったので、菖蒲園を見て回りました。何段かに成っているし、新品種も植えたり、間隔を結構詰めて植えたりと、大分苦労をされていました。見ていて、とっても気持ちが良かった。

  



 段々畑のようになっていて、色の組み合わせが上手く配置されているので、その鮮やかさがまず目に飛び込んできました。

   

  左側は、白と紫が絶妙な組み合わせを見せていて、素敵だと思いました。名前は見ませんでした。右側は、すごく艶やかだと思いました。それで、名札を見ると「舞妓」と書いて有りました。納得しました。


  アジサイも綺麗に咲いていました。六甲山でわずかに残っていたのが、増やされて全国にもたらされた「ヒチダンカ」も咲いていました。星のような花の形が大好きなので、嬉しく思いました。この前六甲山の森林植物園へ行ったときに、写真を見て花が咲いているときに見たいと思ったので、ことのほか嬉しかった。



  雨にもめげずに、旧家老屋敷や一刀石や芳徳禅寺などを見て回りました。案内がしっかりとしているのと、地図を貰っていたので、簡単に見て回れました。

   

 旧家老屋敷は、柳生藩の幕末の家老、小山田主鈴(おやまだしゅれい)の旧邸。主屋は1848年に創建された当初の姿を留めているそうです。



  芳徳禅寺は、中に武蔵に関する派手なパネルが一杯置いてあったので、興ざめでした。折角の佇まいが台無しでした。

   

 一刀石のところへ行く道は、雨で大分ぬかるんでいたし、ちょっとひっそりしたところなので、一人で行くのだったら嫌だなと思うような道でした。道端に可愛く「ホタルブクロ」が咲いていました。白も可愛いなと思いました。






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