大阪の渡し船




  大阪のことを水の都とか八百八橋とかよく聞きます。それを実感できたのが、今回の大阪の渡し船に乗るツアーでした。 渡し船はすべて無料でした。何故なら、公共交通機関だからです。ちゃんと時刻表があって、橋の代わりに使われているのです。


昭和山
 天保山と昭和山という、日本でも低い方で一二をあらそう山に登る旅でもあると、ちょっと冗談交じりでもありました。昭和山は公園です。そこからは遠くに眺められる今建設中の橋は、後ほど行きますのでよく見ておいて下さいと言われました。

木津水門
 
安治川の渡し船で、一番最初に行ったところは実はもう渡し船が無くなっていて、川底の下をエレヴェーターで渡るのです。そのエレヴェーターは、もちろん時間制限があります。でも、そばに階段があるので24時間渡ることが出来ます。自転車も持ち込めるエレヴェーターです。次に木津川水門のそばの渡し船に乗りました。


木津川の水門は、増水したときは防潮堤の役目もします。緑色のアーチ型の門が、川上側に倒れて防潮堤となります。他の水門も全部同様です。


船の動きが想像できるでしょうか。
天保山
 

 天保山(日本一低い山)  三角点

もちろん天保山は、日本で一番低い山です。川底をさらった土で出来た山ですけれど。登山証を発行して貰おうと思ったけれど、残念ながら不定休の日で証明証は頂けませんでした。海遊館も観覧車もお休みでした。あのかなり高さのある観覧車には、乗りたかったのに非常に残念でした。天保山には、海上保安庁の巡視船も係留されていました。話題に上った「こんごう」も係留されていて、ちょっと興味深く見ました。

建設中の橋…
 
昭和山から眺めた建設中の橋は、なかなか大きな橋です。時間待ちの時に地元の方から聞いた話では、橋を架けるときは壮観で、近所中の人が見に行ったそうです。橋が出来ても渡し船は無くならないけれど、時間待ちをしなくても良いので、急ぐときには便利だと思うとのお話でした。でも、橋はかなり大きいので、自転車に乗っているときは、時間さえ合えば渡し船の方が楽だと思うとも。



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