2003年の梅




 花も可愛らしいし、馥郁たる香りを味わわせてくれる梅の花が大好きです。毎年同じ場所へ行っても、その年によって咲く時期が違ったりして、結構楽しめます。今年初めて訪れたのは、播州赤穂のお隣の御津町(みつ)です。綾部山梅林と世界の梅公園と二カ所の梅林があります。その他は毎年行ったり、割と頻繁に訪れたりしているところです。


大阪城公園

 大阪城公園は、早咲きの梅で有名です。今年は寒かったけれど、2月の初めにはもう咲いていました。写真を撮る人、スケッチを描く人など、大勢の人が今年の梅を楽しんでいました。今年は寒かったから、咲いている木がやはり例年よりは少なかったです。最近目立つのは、カメラ付き携帯で写真を撮る人です。携帯を上の方に掲げて撮っている姿が印象的でした。

     


綾部山梅林

 室津漁港を眼下に眺められる斜面に梅林はあります。キャッチフレーズは「海の見える梅林」「一目二万本」です。村の方々が運営にあたっていて、手作りのお弁当や取れたての農産物を安く販売していました。手作りの甘酒がサービスとして付いていました。市販のものとはひと味違いました。

    


室津漁港
 
 ソテツ    賀茂神社

 室津漁港の岬の上にある賀茂神社は、檜皮葺のとっても立派な神社です。村の人々が大事にしている様子は、境内に飾られている写真でもよく分かりました。厄年の人が神主さんと一緒に写っている写真が、たくさん飾られていました。また、屋根の修理はとっても多額の費用がかかりますが、みんなで拠出して修理が成されていました。神社の入り口にあるソテツは、わらを巻いたりして保護せずに野生の状態にある北限だそうです。


岡本梅林

 神戸の岡本は、今は小さな公園としての梅林しか残っていません。でも、神戸港を望む高台に位置しているので、ゆったりとした気分にひたれます。その上の方に保倉神社の梅林がありますが、今年は手入れの失敗のためか、あまり花がたくさん付いていませんでした。

 

 我が家から一番近い梅林は、中山寺の梅林です。今年は例年より遅く行ったので、丁度お彼岸でした。安産祈願のお寺なので、お宮参りの人を何組か見かけました。阪神淡路大震災で、つぶれた建物が立派に再建されていました。

        中山寺本堂
     
HOMEへもどる