何年か前に興福寺の方から歩いたことがあるのですが、今回は円成寺の方から歩くことにしました。平日の円成寺から奈良駅方面へ行くバスの本数は大変少ないので、時間を気にしないで歩く為です。

停留所を一つ乗り過ごしてしまったので、円成寺のお庭を見ながら滝坂道への入り口へ戻りました。少しだけ紅葉が始まっていました。今回は時間がなかったので、拝観しませんでした。

木立の中を一時間ほど歩いていくと、茶畑が周りに見られるようになりました。奈良の美味しいお茶はこういうところで採れるのです。お昼になったので、田んぼの側でお昼を頂きました。コスモスが何カ所かに植えられていました。近所の方が、「綺麗でしょう」と、話しかけてこられました。
また、木立の中を歩いていくと、ようやく峠の茶屋に到着しました。前の時は、ここでお昼にしましたが、今回はちょっとだけ休憩しました。

峠の茶屋を過ぎると、道は坂が少し急になってきました。首切り地蔵の近くになると、道は石畳となって少し滑りやすかったので、気をつけて歩きました。朝日地蔵、夕日地蔵が見えてくると、下り坂が一段と急になってきました。

ここを過ぎると奈良の街はもうそんなに遠くはありません。
今回は高畑町にある頭塔遺跡を見ることにしていたので、先を少し急ぎました。

頭塔についてはいろいろな説があるようですが、仏舎利を納める仏塔と考えられています。2000年に大規模な整理が終わって見学デッキなども出来ています。頭塔の南側斜面は、発見された状態で保存されていて、北半分だけ復元されています。可愛らしい石仏が見られます。

パンフレットほどには肉眼では見られませんでしたが、雰囲気を味わうことは出来ました。
(2003.10.22 掲載)