城北公園


  「城北公園」は、大阪駅からバスで20分で行くことの出来る便利なところにある公園です。淀川を改修したときに出来た土地を公園としたものです。花菖蒲園は池を中心として回遊出来るようになっています。いろんな樹木が上手く配置されています。公園が出来上がって40年ほど経っているので、樹木も大きくなっていてすばらしい環境になっています。毎年花の開花にあわせて一ヶ月開園されます。



  公園の中では三脚を使わないで下さいとかキャンバスを立てて絵を描かないで下さいとマイクの声が流れます。でも、そんなことを気にしている人はほとんど居ないようです。大きなカメラが花に狙いをつけています。本当にすばらしい花がたくさん咲いていて、その気持ちがわからないではありません。ここの花菖蒲は池の中なので、根が三脚で傷つけられるということだけはありません。

    

    

  この公園は花菖蒲だけではなくいろんな樹木が植えられえいて、名前の付けられている木も結構あります。ホザキナナカマドがきれいな花を付けていました。キササゲも白い花を付けていました。アジサイも結構植えられていて、花の咲いているものもありました。

ホザキナナカマド  キササゲ

  

  花菖蒲の池とは違うところに小さく区切られた池の中では、オグラコウホネとアサザが黄色い花を咲かせていました。アサザはレッドデータブックに載っている絶滅危惧種です。毎年訪れる人が今年は花の数が多いと教えてくれました。

アサザ  

  開園期間が花がきれいな時期だけに限られているせいか、大変きれいに整備されています。入場料金も200円と安いので、庭園の中は大賑わいでした。毎年TVのニュースで紹介されていてどこにあるのだろうと思っていました。今年は思い切って出かけてみて大変良かったと思いました。  (2004.05.30)





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