六甲 V



  快晴の元、秋の東おたふく山に草花の観察に行きました。岡本から、保久良神社、金鳥山を経て、東おたふく山へと登りました。

  岡本ゆかりの桜博士「笹部新太郎」氏の屋敷跡の「岡本南公園」で、笹部新太郎氏についての話や「笹部桜」の説明を受けて、保久良神社へと向かいました。保久良神社へは、よく梅見に出かけますが、桜の季節に出かけたことがありません。「岡本南公園」へも寄りますが、時期が違うので「笹部桜」を見たことがありません。一度咲いている時期に訪ねたいと思いました。

灘の一つ火  保久良神社

  これは、「灘の一つ火」と呼ばれる灯籠です。以前は、この火が灯台の役目を担っていたそうです。保久良神社の前方にあります。ここからは、神戸港が一望の下に見えます。

  金鳥山を経て東おたふく山へ行くまでに、秋の花々がたくさん咲いていました。

イヌホウズキ  ボントクタデ  ナワシログミ  コバノガマズミの実  イナカギク  ヨメナ  コウヤボウキ  アキノキリンソウ  アキノタムラソウ

  カメラを変えたので、花の写真が巧く撮れませんでした。花の名前は、写真の上にマウスを置いてください。

  金鳥山から風吹き岩、横池を経て東おたふく山へ行きました。横池でお昼を摂りました。東おたふく山は、大変気持ちの良い山でした。のんびりお昼寝をしたくなる気分の山です。お天気が良かったので、最高峰方面もとってもよく見えました。

最高峰方面  東おたふく山

  東おたふく山にも可愛い花がたくさん咲いていました。見られたらいいなと思っていたセンブリがいっぱい咲いていました。去年より花がだいぶ多かったようです。2年草なのだそうです。野生のオミナエシも咲いていました。リンドウやオケラも咲いていました。

センブリ  リンドウ  オケラ

  東おたふく山の登山口まで降りていく途中にも、可愛い花がいっぱい咲いていて、バスに乗り遅れそうになりました。バスは30分に一本出ていて、便利だと思いました。

テイショウソウ  ヤクシソウ  ハナヤクシソウ  ジイソブ    コセンダングサ


  連れて行ってくださった会の主催者の方は、菊だけでも40種類以上見たと話されていました。菊は種類が多いので、見分けるもの大変だそうです。私の目には、そんな違いがほとんど分かりませんでした。そんな違いが少しでも分かると良いなと思いました。

(2003.10.21 掲載)




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