ひよどり越



  オシドリを見に神戸電鉄のひよどり越駅の近くにある鳥原貯水池(からすばら)へ行きました。神戸市の水源地の一つです。駅から近いにもかかわらず、野鳥がたくさんいるところです。

キランソウ  ムラサキケマン

  キランソウとムラサキケマンが可愛らしい紫色の花を付けていました。春先はスミレなどと共に緑の中で鮮やかな色を見せてくれています。

フラサバソウ

  オオイヌノフグリによく似たフラサバソウも可愛らしい花を付けていました。

アケビ

  大きな雌花の周りに小さな雄花がたくさん付いていました。実はよく見かけますけれど、花を見たのは初めてです。

  烏原貯水池の手前の川でもシロハラ、カワラヒワ、ルリビタキ、カワセミなどを見る事が出来ました。

  オシドリは敵から隠れるために木の下に居るので、最初はなかなか見つけられませんでした。慣れた方が見方を教えてくれました。でも、少ししか見つける事が出来ませんでした。双眼鏡の能力の為かと思いましたけれど、それだけではなく見方が問題でした。慣れてくるとたくさん居るのが分かってきました。

  場所を少し移動したらカワセミをまた見ました。そこではじっと止まっていたので、綺麗な羽の色を眺める事が出来ました。オレンジ系のお腹と綺麗なブルーの背中の対比をよく見る事が出来ました。

  帰りは貯水池の反対側を通りました。眺めているときにカラスが来たので、驚いたオシドリが集まってきました。慣れた方が数えると200羽は居るという事でした。双眼鏡で眺めていると、水浴びを盛んにしている様子がとってもかわいらしかった。他にもカルガモ、かいつぶり、コガモ、マガモなども居ました。



  小さなカメラですので、はっきりとは写っていませんけれど、たくさん居る様子が分かって頂けるでしょうか。あんなにたくさん居たので大変感激しました。

(2004.04.05  掲載)




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