フランス T


  私にとっての初めてのヨーロッパ旅行は、フランスの南部コートダジュールとプロバンス地方を見学して、北部のパリへTGVで縦断するというプランでした。一番最初の宿泊地はニース。陽光きらめくコート・ダ・ジュール(紺碧海岸)の玄関口です。

テラスより  テラスより 

  ヨーロッパがバカンスシーズンに入っていたので、チケットが取れずパリからニースへ直接飛べませんでした。チューリッヒへ飛んでそこからニースへ。ようやく着いた空港でアクシデントが待っていました。8名分の荷物が出てきませんでした。出発前にそういうこともあり得ると言われていたので、少しは手荷物で持っていました。オーバーナイト袋を頂いて「明日荷物が来ますように!」と願いながら休みました。上の写真はホテルのテラスから。明かりのついているのが「プロムナード・デ・ザングレ」(イギリス人の散歩道と呼ばれる3.5キロの遊歩道)。夜と朝の写真です。

ロシア教会  ニースの海岸と港

  ロシア教会と、ニース港とニースの海岸を望む丘は、写真撮影のみのストップ。確かによく見かける風景です。でも、美しいことも事実です。ブーゲンビリアやハイビスカスが綺麗に咲いていて、家家に彩りを添えていました。

  マチス美術館とシャガール美術館を見学しました。シャガール美術館は、フラッシュをたかなければ写真撮影が出来ました。ガイドの人が絵に大変詳しい人で、絵の色々な背景を説明してくれました。

マチス美術館  シャガール美術館の前庭

  見学に出かける前にニースの朝市に寄りました。花と果物が豊富に売られていました。花は色んな機会に送られることが多いそうです。トマトも果物も日本とは違って完熟の物が売られていて、とっても美味しかった。

花屋  トマト  サクランボ

  昼食を終えた後の自由時間に、トラムに乗って丘の上まで出かけました。女性の運転手さんが狭い道を上手に運転していきました。観光シーズンには出発時刻が決まっていないようで、いっぱいになると出発です。料金は6ユーロでした。大変風の強い日だったので、かなり高く迄登ったのに海水が吹き付けてきました。上から眺めるニースの町は結構たくさんの家が建ち並んでいました。

  日が沈むのが遅いので、フランスの人たちは結構長い間海岸で日光浴をしています。日本のように砂浜ではなく砂利の浜なのに、海に入らないでずっと日光浴をしていました。焼きすぎて真っ赤になっている人や、皮がはげている人もいました。本当にお日様が好きなのだと感心しました。

トラム  ニースの町   海岸

  下の写真は、ニースの店がたくさん集まっている広場付近です。その広場より何本か奥に入った辺りで結婚式が何組も挙げられていました。花飾りを付けた車を何台も見ました。土曜日だからでしょうか。

広場  結婚式

(2004.07.23  掲載)  (フランス Uへ)




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