日本人の一番大好きな花は、やはり桜ではないでしょうか。日本の何処かで桜の開花宣言がなされると、何時お花見に行こうかと、ワクワクしながら予定を立てます。各地で大事に育てられて、春の一週間を心華やかにしてくれます。

　　桜の良いところは、わざわざ見に行かなくても綺麗なところがいっぱいあることです。花が咲くまではパッとしないところでも、一度に光を与えられたような感じになります。今年の桜は同じソメイヨシノでも、場所によってピンク色が濃いと感じました。

　　篠山は我が家からは車で1時間ほどの所です。昔は日曜日に街へ出かけると渋滞に苦しめられるので、篠山へよく出かけました。でも、最近は観光バスもよく来るようになったので、土日には渋滞スポットになってしまいました。それで今は平日のお出かけスポットになっています。でも、桜の時期に出かけたのは今回が初めてです。あいにくの雨でしたが、雨の桜も大変綺麗でした。

　

　　今年は丁度出かけた植物園で、素晴らしい桜と出会うことが出来ました。植物園も開園してから年数がたっているところは、大木に育っています。開園してから50年になると言う大阪市立植物園と愛知森林植物園で、多くな桜と出会いました。

　

　　阪神間の桜の名所夙川へ、初めて花見に行きました。あまりに多くの人がバーベキューをしていたので、正直なところがっかりしました。バーベキュー全面禁止となっていたにもかかわらず、していない人の方が少ないぐらいでした。花を愛でるという雰囲気は感じられませんでした。

　　　　 　　　　　夙川の桜

　　最後に海津大崎の桜を見に行きました。数年前に行ったときは満開ではなかったけれど、今回は満開の桜を見ることが出来ました。駅前に車を止めてバスに乗り、桜並木の始まるところから歩きました。大勢の人が、素晴らしい桜に見とれていました。海から船に乗って眺めている人たちもいました。海津大崎の桜は、ソメイヨシノなのにオオデマリのように花がかたまって咲いていました。大崎寺には、大きな山桜があってソメイヨシノとは又違う美しさを見せてくれました。

　海津大崎


　　　　山桜